分散投資(アセットアロケーション)を知ろう!
分散投資という投資手法の根底にあるのはリスク管理です。
たとえばバブル期に日本の株式投信をもっていたとしましょう。
1年後には株価は半分以下になっていたはずです。
「日本株だけ持っていては危険だ」ということで
今度はアメリカやヨーロッパの株式をまとめた投信を買ったとします。
しかし世界同時株安が起こって世界の株式価格は半分になってしまいました。
「株式だけ持っていては危険だ」ということで
今度は世界の株式に分散するだけではなく世界の債券にも分散するようになりました。
基本的には株式と債券の価格は反比例するデータが出ていますので
どっちかが下落してもどちらかは良い成績を残す傾向にあります。
こうして世界の投資商品に満遍なく投資することでリスクを分散したわけです。
この考え方が分散投資(アセットアロケーション)の根底にあると管理人は考えています。
そしてその概念のとうり、分散投資はリスクが分散された投資手法です。
ではその分散投資ではどのような面にメリットがありデメリットがあるのでしょうか。
まずメリットですが前述したようにリスク分散されていますので一気に資産がなくなる。
ということは起こりにくいです。
残念なことに2007年〜2008年に起きた100年に1回の経済危機においては
株式も債券も下がってしまったと思うのですが、
さらなる対策として「投資する時間も分散する」、超分散投資においてこれは対応できると思っています。
(※次のページのドルコスト平均法による資産運用で説明しています。)
次にデメリットですが、まず私が思うデメリットとして「儲けてもたかだ知れている」ということです。
分散投資は「資産を守り少しづつ増やしていく」ことを目的とした投資手法であり視点的には銀行の定期預金にあずける感覚に似ています。
もちろん定期預金以上にリスクもリターンもあるわけですが感覚的には同じ本質をもっていると思っています。
したがって年間20%以上の儲けを出したい。
などと思っている人にはまったく向いていない投資手法だといえます。
また分散投資が効果を発揮するにはたいへん長い時間を必要とします。
タイミングよく1年目からプラスになっていればいいですが、
分散投資をするのであれば個人的には5年〜10年といった時間をみてやるのが基本ではないでしょうか。
その間に生活上に問題があってお金を下ろさなくてはいけなくなるかしれませんし、
飽きてしまってマイナスの状態でやめてしまう人もいるかもしれません。
世界分散投資を本質から理解して結果を出すには、かなり根気がいると思います。
投信を積立投信で設定して、あとは忘れてしまうぐらいの超ずぼらな人が向いているのかもしれません。